今月のコラム– category –
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花を待つ
東京では桜が満開だとか。 * しかし、我が家の庭の桜はまだちらほらともしていません。花が待ち遠しい。 せめて器に花を咲かせましょう。陶器は土もの、磁器は石モノとも言いますから、石に花を咲かせるとは、花さか爺さんもびっくりでしょうね。 ⋆ さて。... -
三月とはいえ、家の周りの残雪はいまだ、たっぷりのこっています。溶けだして丸みを帯びた形はヘンリー・ムーアの彫刻みたい。それっぽく穴でもあけてみようかな。名前は「瀕死の混沌」とか?
今日は御水送りで若狭の鵜の瀬では、今夜は古式ゆかしく松明を掲げて水を送っているのでしょうね。 : お水送りの次の日、真昼間に行ったら、夜とは雰囲気が全然違ってあっけらかんとしていました。 : 何もない淵を写真に撮って、後で見たら、水面から不... -
二月の食卓
節分ですね。暦の上では春のはず。 鬼を祓って春を迎える。そのため鬼の嫌いなもの、、豆をまき、ヒイラギに鰯の頭さして、玄関に飾る。 ならば、テーブルの上もそれで! ⋆ 柊のお皿に鰯をもりつけました。鬼を祓う食卓のメインはこれですね! ⋆ そして豆... -
あけましておめでとうございます。 おだやかなお元日を迎えられて、良かった。 とはいうものの、世界中では災害も戦争も続いておりますけれど。 * 木々の間を上ってくる初日を眺めながら、もし、あの世の審問官に「お前は生前、何をしてきたのか」と問...
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師走とはいえ
この辺りは静かなものです。今年は、裏山の柿の木が、全然実をつけませんでしたので、熊の気配もなく、時間が音もなく過ぎていきます。 : そうでなくとも谷あいで日照時間が短いのに、冬至までのこの時節の暗さには気がめいります。 ので! : ... -
秋日和
ようやく秋めいてきました。 * うかうかしているとこの美しい時をぼんやり過ごしてしまいそう。 と言っても特に変わったことをしなければ、と思っているわけではありません。ただ普通に、静かに、できれば楽しくすごしたいとおもっているだけ。 ⋆ というわ... -
十月のランチ
秋になったら、しみじみと読書したり絵を描いたりしよう、と思っていたのに、何もしないまま、すでに十月。 * <もう、秋だ!、しかしなぜ永遠の太陽を惜しむのか。季節の上に死んでゆく人々から遠く、 神の光を発見しようとするのなら>A・ランボー「... -
月を待つ
雨ばかりでここのところ月を眺められませんが、恋しいものですね。お月さま。 俳句で月と言えば、秋の月,待つ宵、十五夜、十六夜、立待、居待、寝待、更待、とそれぞれの月にそれぞれの風情があります。 * この辺りでは、ちょうど中秋の名月のころには芒... -
サラダ・ランチ
こう暑い日が続くと、台所で火の前に立つのが億劫になります。 と、いうわけで、サラダ・ランチ。 今回は、クスクスとニョッキ、そしてクロゼッティです。 ⋆ 写真左下のクロゼッティ、茹でる前は、カトリックの教会で戴くホスチア(聖体拝領のパン)みたい... -
七月の雨の日は
素麵でさっぱりと。 中央の菓子鉢は実は、素焼きの時からひびがあって、本焼きしたら、当然、切れるだろうと予想がつきました。だから、それを見込んで氷裂文様を描いて裂けたところは金継ぎしてもらおうと計画しましたのに、なぜか、意外に切れなかったん...