
- もうすぐ立春というのに、大雪、極寒。

春が一入待ち遠しいこのごろです。
それでも、雪に枝を撓めながらも、沈丁花は蕾を抱き,藪椿の蕾の先は、うっすらと紅を帯びて見えます。土のなかでは、さまざまの草花が、着々と芽を出す支度をしていることでしょう。
明日は節分。
ヒイラギ模様のお皿に鰯(今年はトマト・ソース煮)毎年、柊の皿に鰯で節分を迎えます。
紅梅の碗にこれでもかの豆豆御飯。お椀の縁の金継ぎが気に入ってます。
おつゆは、もちろんお豆腐。
赤絵の平鉢に、インゲン豆のおひたし。美味しいお豆です。隠元様ありがとう。
柊と鰯、そして豆。鬼を祓う食卓完了です!
平安時代の鬼は、上手に笛を吹いたり、音楽に感じ入って、梁の上から「あな、おもしろ」とオベーションしたり、なかなか風流でしたのに、昨今の鬼は、なにをしているのでしょう。
人間のすることが、鬼もあきれるレヴェルになったからでしょうか。酒呑童子はだまし討ちに合って、「鬼にふたごころなきものを!」と叫んでましたもんね。かわいそうな鬼。雪の中、どこへ彷徨っていくのやら。
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化け猫を飼はむと豆を撒かずをり おるか
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