春三月

とはいうものの、まだまだ風の冷たいこの山里。やっと梅が咲き始めたところです。桃の花には一ヶ月は間がありそう。

川沿いに藪椿が自生しています。ちらほら咲き始めました。春颯の去った後,水面を埋めるほどの夥しい落花に驚かされたことがあります。椿の重い赤色が禍々しく感じられるほどでした。

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去年から、裏山で杉を切る音が続いています。花粉症なので、嬉しくもありますが、天狗礫の音や、鵺の鳴く闇が、これでなくなってしまうのかもしれないと思うと、さびしくもあります。

さて、写真真ん中のお皿は下半分に染付青海波文様に桃の花、銘「桃花源」です。ちらし寿司は、オイルも足してライスサラダ風の味付け。

朱漆のおわんは蛤ではなく浅蜊の御汁。

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豆皿に一口づつ酢の物とか煮物など。右から、紅梅、六瓢、虎の子 すずな、の 豆皿。

右上の染付櫻文様小付けに菜の花おひたし。

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そして、板皿に、あんきも  。

あんきもは、柚子塩であっさりいただくも良し、もっと濃厚な味付けでも良し。

個人的には、フォワグラよりいけるとおもっています。

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でも、もし、人気が出たりしたら、きっとかわいそうな鮟鱇は、あっという間に乱獲されてしまうことでしょう。ひみつにしておきましょう。

こっそり食べる、あん肝の味。そろそろシーズンも終わりです。

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奥の手付き片口も染付櫻もよう。内側に花が咲きかつ散っております。イチゴで隠れてますけど。

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それにしても見事なイチゴです。大きさも、色も形も、整っていますので、感心しますけれど、ここまでやらなくても良いのでは?と,いう気もします。不完全の美ってものもありますよね?

昨今の果物は皆手間暇をかけて見事な出来栄えなのは、わかります。お値段も高くなるでしょう。多少いびつでも可愛いじゃないか、と私はおもいますが。

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野の梅の大枝折れてうつくしき  おるか

*20260302

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