二月は逃げると言いますが、さっさと逃げ去って春が来てほしい。もう、雪は結構です。せんだっての大雪では、数日間どこへも出られず、白菜だけ食べてました。
今日の空の色は、ため息の出るほど鮮やかでした。裏山の杉の木が着々と花粉を準備し始めているのも眺められました。
さて、ヴァレンタインデーも近いので、中央のお皿「花の王」に、ズッキーニと鯛のハート形盛り付け。こういう意味のないことをして遊ぶのもこの世の味わいですね。
右側の染付の皿は、アスパラガスとチキンの下に、エビが二匹描いてあります。水草も。
その隣のカフェ・オ・レ・ボウルに野菜のスープ。
染付のお皿の能登の牡蛎は、何となくそろそろ御終いかな、というかんじがしました。海水温はかなり高くなっているみたいですね。
赤絵唐草の菓子鉢と染付の菓子鉢。内型というまず轆轤で引いてから凸凹をつける面倒な技法で作っています。この薄さでできる人は、そういないとおもいます。大量生産ではできない、自然な姿を見ていただきたいです。フフ。自画自賛。
お菓子は、町はずれに新しくできたお菓子屋さんのチョコレートのフィナンシェです。ホームメイドのような素直な味で懐かしくうれしかった。この町は、「お菓子作りが好きで始めました」という雰囲気の、小さなお菓子屋さんが、とっても多いんです。なかには、「このお店、もとは電話ボックスですか?」と聞きたいくらい小さなお店もあります。今回うかがったお店は一戸建てで、駐車場も雪を掻いてありました。
そしてゲスト出演の猫お雛様。佐保姫様を招いてくださいね。
神を見してふ人の日記余寒かな おるか
ヴェロニカ・ジュリアーニの日記(仏文))