雪の中、つつがなく新年を迎えることが出来ました。
今年こそ、パンデミックと戦争の終焉を、とねがわずにはいられません。
ともあれ、ささやかながらお正月のランチ。
大皿に、おせちをちょっとづつ。枇杷の葉に乗せると、食後に洗うのが楽なんです。大皿、重いので。
扇形の豆皿にも、ちょっとづつ、黒豆、クルミ。
山中塗のお椀に巣篭る,丸餅のたましひ。紅梅箸置きの上のお箸も山中塗です。
左下の椿尽くしの中皿に聖護院蕪の皮のきんぴら。千枚漬けを作った後の皮をきんぴらにするととてもおいしいの!御飯に合います。
寒さはこれから、とわかってはいますが、新年だ、新春だと、ことほぐと気分が、明るくなりますね。そうして、足元まで日脚が伸びていることに、不意に気付いたりする。
喜ばしいことを言葉にすることは、大事なことですね。
今年も、小さくても嬉しいことを、ここにつづっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
初声の障子まぶしむ齢かな おるか
「初声」は新年初の小鳥たちの声です。初鴉を含むのかどうか、む、むずかしいところです。