冬の光が好き。清少納言の言うように、朝も良いけれど、あっという間にくれて行く午後の光もまたすてがたい。空の高いところでガラスの鐘の鳴って鳴っているような冬晴れの日。

枯れ枝の影が細く細くなると、テーブルクロスはカラフルにしたくなります。

手前の赤絵のカフェオレ・ボウルにシメジと蕪のシチュー。赤絵の唐草の中のリスたちは頬袋を膨らませることはありません。

豆皿に薬味などt適当に入れて。扇の形はなんとなく、、めでたいような気がするのは、私だけでしょうか。

中央の大きめのお皿、絵をお目にかけようと盛り付けを控えていますが、かなりたくさん入ります。

パンの入ってる呉須赤絵手菓子手鉢鉢もやや大振りです。呉須赤絵は筆の腹を使って奔放に描きます。

右側の赤絵平鉢にカリフローレ。きれいなのでつい買ってみましたが、味はカリフラワーです。

でも、雪の花をつけた森を上空から眺めたみたいなので、クリスマスのデコレーションの時はカリフローレの森の中におとぎ話のお城っぽい盛り付けをしてみようかなと思いました。

あまり遊びすぎると、食べ終わったとき、、ちょっとむなしく成りますけどね。

でも大丈夫、お皿は残ります。元気の出る赤と緑のクリスマスカラーは再生のシンボルです。冬至前の一番暗いこの時節、赤と緑のお皿で食卓を元気にしましょう。

平凡な冬の日赤絵の皿の上   おるか

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